Aくんは、登り棒の下でコマをまわしてみました。
「あれ?コマの音がテラスと違う。」
足でドンドンと踏んでみます。
「えーなんでー?」
一緒にコマを持って出てきたBくんも不思議そうにしています。

今度はBくんが跳んで音を出し、
A君が耳を近付けて音を確かめます。
「さっきと違う音がするー。おもしろい。」
二人で大盛り上がり。
「じゃあ、草の上で回したらどうなるかな?」
Bくんが試します。

「シャリシャリって音がする!!」
コマが草とあたる音です。
「おもしろい!」またまた大盛り上がり。
二人はそのあとも回したときの音を楽しみながら、
様々なところで何度もコマを回していました。
コマ回しで子どもたちが注目するところは、
回るか回らないかだと思っていました。
しかし子どもたちはそれに加えて、
回るときのコマの色や音にも注目しました。
そのことによって、どうしてだろうと考え、
おもしろいと感じる経験をしました。
これから先、小学校以降の理科の学習で、
回すと色が変わって見えるのはなぜか、
場所によって音が違うのはなぜか答えが見つかるはずです。
そのとき、このコマ遊びのことを思い出して
「あぁ、だからあのときあんな色になったのか、あんな音がしたのか。」と、
経験したことと学んだことがつながる日がくるといいな。
子どもたちにとって遊びは学び。
そのことを実感させてくれたエピソードでした。