「去年の年長さんがリレーをして遊んでた。
やりたい!」と始まったリレー遊び。
始めはかけっこのまっすぐな線を使って、
数人で始まりました。
「2,3人ではすぐに疲れてしまう」
「もっと走れるよ」
いろんな声が上がり、
園庭の丸いトラックを走るリレーに遊びが発展していきました。

「ゆり対きくで遊んだら面白かったからみんなでしよう」
クラスが2チームで分かれ、
『ゆりぐみきくぐみリレー大会』が始まりました。
みんな思わず立ち上がって「頑張れ」と応援。
何度も遊んだ子どもたちは遊ぶたびに
いろんなことを考えてきました。
・白い線の中を走るのは近道だからやめよう
・人数を合わせないと最後の人が走れない(余ってしまう)。
だから人数を同じにしよう
・バトンを渡すときに「はい」って言って渡すといいと思う
・ぶつかるから抜かすときは広い方からがよさそう
など、自分たちで考えて共通のルールができました。

リレーの前にはこうやって走る順番の相談も。
自分の思いを伝えたり
友だちの気持ちを聞いたりしながら決めていきました。
チームで集まって作戦会議をする姿も。

運動会ではたくさんのお客さんの声援をもらって、
いつも以上に張り切って走ったり
応援したりする姿が見られました。
リレー遊びをとおして、
力を合わせて遊ぶ楽しさ、
力を出し切れた達成感、
思い通りにいかない悔しい気持ち、
勝って嬉しい気持ち、
負けて嫌な気持ちなどいろいろな気持ちを味わいました。
