身近にいる動物とのふれあい方や
命について考える機会をつくりたいと考え,
動物愛護センターの方に来ていただき,
「命の授業」をしてもらいました。

はじめに動物愛護センターの話を聞きました。
そして,犬も2頭来てくれていたので,
「なかよくなろう!」とふれあうことに。




「触ってもいいですか?」と尋ねてから触ることや,
顔や足は犬がびっくりしてしまうから
最初はお腹や背中を触るといいことを教えてもらいました。
犬の目線に合わせて触る子どもや
友だちと一緒に触る子どもなどいろいろな姿が見られました。
「ふわふわしてて,気持ちいい」「かわいい」と実際にふれることで,
動物により愛着をもつことにつながったようです。

動物の温かさを感じ,動物にも人間にも命があることを改めて感じ,
“心臓”の音を聞いてみました。
「ドクドクいってる」「はやいよ」「○○ちゃんは,ちょっとゆっくりだね」と
体の中で心臓が動いていることを音で聞いて感じていました。

動物のイラストを見て,気づいたことを出し合いました。


「遊んでもらいたいと思っているんじゃない」
「部屋が汚れているみたいだよ」「ご飯あげないと」と
絵を見て気付いたことを出し合いました。
お部屋では進んで話をしない子どもも動物のことを考えて,
たくさん考えを話していました。
動物にも“心”があって,“健康でいること”“いじめないこと”
“きれいにいること”“安心であること”“生きることができること”の
5つのねがいを叶えることが大切という話を聞きました。
子どもからも「動物に優しくしたいと思った」
「大切にしようと思った」などの言葉が聞かれました。
保育室に戻ると,部屋にいるモルモットに声をかけたり
エサをあげたりしていた子どもたちでした。
身近にいる動物とのふれあい方を考えるいい機会になりました。