幼稚園に子どもたちの声が戻ってきました。
分散登園の1日目です。
荷物の始末を終えると帽子を被って遊びに向かいます。
テラスにいるカメを囲んで
「カメがいたよ」
「触ってみよう」
「先生,カメさんこうやって手が動いていたよ」
と身振り手振り教えてくれる子どもも。
中庭の登り棒
思い思いに登ってみていました
みんなが揃ったら今日は園庭探検。
‘なかよしリボン’を手にもって,
お友だちとの距離を取りつつ一緒に歩きました。
「これで遊んだことあるよ」「それは危ないよね」など,
知っている遊具の名前を教えてくれたり,
楽しく遊ぶためのお約束について,
みんなで考えたりしながら探検しました。
築山の上にみんなで登って。
「おーい」「よく見えるね」
この後,思いっきり園庭で遊びました。
ゆらゆら揺れる橋。
「怖いなあ」とそうっと渡る子ども,
「大丈夫だよ」とすたすた渡る子ども,楽しみ方はいろいろです。
幼稚園のシンボルのジャックと豆の木の時計台。
ちょうどの時間になると音楽が鳴って時を刻みます。
「時計の音だ」と築山から走ってきた子どもたち。
10時を刻む「キンコーン」に合いの手を入れるように
「キャー」と声を出して応えます。
10回繰り返すのかしら…とつぶやきながら見ていましたが,
しっかり10回繰り返しました。
面白いですね。
探検で紹介したアンズの実。
タイヤに上ると「アンズがあった」と早速取り始めた子どもたち。
初めは何とか手が届き,ちぎっていました。
手が届かなくなると葉を引っ張って手繰り寄せて取ります。
それでも取れるものがなくなると,子どもたちは考えました。
おのおの枝を持ち・・・
「えいっ」「もうちょっと」とつついたり叩いたり・・・
枝も短いのでだめなら,「これはどうかな」と長いものに変えたり,
「葉っぱがついてるのがいいんだよ」と葉付きのものを持ってきたりして,
「実を取りたい」の思いを叶えようとしばらく試行錯誤していました。
次週はどんなことをして遊ぶでしょうか,楽しみです。