2024年12月3日火曜日

5歳児 「ゆりきくどうぶつえんオープンします!」


動物が完成し,自分たちも遊んだ後
「うめ・ふじさんやさくらさんも呼びたい」
「おうちの人にも遊んでほしい」とお客さんを呼ぶ事にしました。

どこになにがあるのか分かる方がいい,
看板があると分かりやすいとさらに考えを出し,
マップや看板をつくり,“ゆりきくどうぶつえん”をオープンさせました。


たくさんのお客さんがきてくれました。






「エサやりができますよ」「ここに並んで待ってください」
「マップどうぞ」と遊び方の案内をしています。

遊びに来てくれたお客さんのマップには,シールを貼りました。







少し難しいところは一緒にしたり,
丁寧に説明をしたりしている姿も見られました。

目線を合わせて,優しく話します。


来てほしいけど,お客さんが来なくて困った…
というときは,大きな声でお客さんを呼んでいました。

初めてお客さんが来てくれてどうだったかな?

子ども会議です。


「たくさん来てくれて嬉しかった」と満足そうな子ども達。

でも「違う遊び方をしてしまうお客さんもいて困った」
「ずっと同じ係は疲れちゃった」と感じた困りも出てきました。

「どうしたらいいかな?」と投げかけると
「一緒にやってみると分かるかもしれない」
「係は交替でするといいんじゃない」と
遊びがより楽しくなる方法を
グループの友だちみんなで考えることができました。

次の日は,すくすくひろば(未就園児)のお友だちも
お客さんになってきてくれました。








小さなお友だちが楽しく遊ぶ事ができるように,
目線を合わせて丁寧に話す姿や乗り降りする際に
手を添える姿など工夫する優しい姿がたくさん見られました。

“ゆりきくどうぶつえん”を通して,
友だちとたくさん考えを出し合いながら
遊びが楽しくなるように考えてきた年長さん。

時々,思いがぶつかったりすれ違ったりすることもあったけど,
最後まで友だちと気持ちを合わせて動物づくりに取り組みました。

自分たちより小さなお客さんが楽しめるように
優しく言葉をかける姿は頼もしく,
満足そうな子どもたちの表情に成長を感じることができました。