「もうすぐおうちの人がくるよ」
「ちょっと,シロフォン練習しよう」などと,
日程を見てよりわくわくしたり,
自分たちで誘い合って遊んだりする姿が見られます。
【自立心】【言葉の伝え合い】【協同性】

「今から~」と司会をする姿。

「中に入れるところをつくった方が,すぐに入れて火山の噴火ができるよ」
劇ごっこに必要な『火山』づくりにも余念がありません。

おはなしグループは,シナリオを台紙に貼って絵本のように仕上げていました


「おうちの人へのお手紙なんて書く」

「あっ、ぼくこれも出るんだった」
― 当日 プログラム19番 おうちの人より ―
当日は,みんなでたのしいゆりぐみかいにしようという目当てをもち、
おうちの人の前に出ました。
雨という天候でいつもとは違う状況。
それでも子どもたちは「先生の力は借りない。
自分たちだけで力を合わせてする」と言葉をかけ合い,
準備や片付け,司会や出し物を最後までやり遂げました。
劇『ふしぎのくに』では,
今日にしてつくった火山を中央に移動するというアドリブまできかせて,
見事にシナリオをつくりました。(わたしもドキドキと感動の劇でした)
おうちの人との自分たちでつくった大型カルタ大会も
ぶっつけ本番の司会者さんが並ぶ場所など自分たちで伝え,
おうちの人も真剣勝負の楽しいプログラムでした。
最後は,おうちの人から子どもたちの大好きな
手話付きの「にじ」のうたをプレゼントしてもらい,
一緒に手話を真似してうたったり,嬉しそうに見たりしていました。
子どもたちへの温かい応援とたくさんの拍手をありがとうございました。

この日の満足感や自信は,翌日からの遊びの姿でも伺えます。
この日最後にお話しした「見えない学びの土台」があっての知識や能力が,
大人になって生きていきます。
私も子どもたちに心からの拍手を送り、
これからもこの豊かな心を育んでいってほしいと願っています。